「Appleは出て行け!」 HUAWEI擁護の中国が不買運動を開始

米中間のIT冷戦とも呼ぶべき華為技術(ファーウェイ)問題について、中国がApple製品の不買運動を始めた。

「Appleは中国から出て行け!孟晩舟を釈放しろ!」

こちらはAppleストアの前でデモ活動を行う男性の写真。中国のSNS「微博(Weibo)」にアップされ、大きな反響を呼んだ。微博では特に孟晩舟CFOの釈放を求める声が多い。不当な拘束だとしてカナダ政府とアメリカ政府に抗議する声が高まり、ついには大規模な不買運動にまで発展しつつある。

深センや上海市、四川省にある技術企業は米国製品を排除する動きを見せている。

会社によって次のような施策を発表したのだ。

・社内からアメリカ製品を排除する

・従わない従業員にはボーナス減額のペナルティを課す

・中国製のスマホに買い替える場合は、企業側が15%を補助する

この状況については「中国メディアが情報を操作してファーウェイに有利なように報じ、国民がそれに騙された結果」とみることもできる。特に孟晩舟CFOが7通のパスポートを持っていた件については言い逃れすら困難だろう。

他方でファーウェイはこれまで通りの経営を続けると宣言。

日本では政府に続き、ドコモ、ソフトバンク、au(KDDI)の3社がファーウェイ排除を決めたばかりであり、ファーウェイとしてはどうあがいてもこれまで通りの経営はできないはず。国によっては5Gへの参入を禁止するところもあるのでこのままだと撤退せざるをえないはずだ。

中国国内でのApple不買運動に効果があるとは思えない。冒頭の画像では、一人の抗議者の背後で多数の客がAppleストアを訪れており、不買運動参加者が少数派であることの象徴であるように思える。